第14回となる今回のセミナーでは、高速画像処理技術の最新の成果、技術応用例についてご説明します。 その中で共同研究やベンチャーを通じた社会実装の事例についてもご紹介し、今後の事業化への動向とその可能性について展望します。
皆様におかれましては、是非ともご参加くださいますようよろしくお願い申し上げます。
【日時】
2023年2月21日(火)14:30~16:20
【開催形式】
Zoomウェビナーによるオンライン配信
※なお、配信会場へご来場いただいてのご参加も募集いたします。
(配信会場:伊藤国際学術研究センター(本郷・東京大学内))
【プログラム】
開会挨拶(14:30-14:40)
WINDSネットワーク副会長
石川 正俊
講演1(14:40-15:10)
「高速画像処理を駆使するダイナミックプロジェクションマッピング」
東京工業大学 工学院 情報通信系・准教授
渡辺 義浩
高速画像処理技術は、運動物体への投影を実現するダイナミックプロジェクションマッピングで重要な役割を果たします。 本発表では、最新の成果として、新たな高速プロジェクタと同プロジェクタを用いた高速画像処理、 ならびに顔への投影に関する実用展開についてご紹介します。
講演2(15:10-15:40)
「小型高速三次元スキャナの研究開発」
東京大学 情報基盤センター データ科学研究部門・特任助教
田畑 智志
物体の三次元形状や運動情報のリアルタイムかつ高速な取得は高速フィードバックを必要とする多くの応用で重要な基盤技術である。 本講演では、1,000fpsの高速三次元形状計測と高速な6DoFトラッキングを融合した高速三次元スキャンについて、 要素技術を概観するとともに開発した小型ユニットと併せて紹介する。
休憩(15:40~15:50)
講演3(15:50-16:20)
「近接覚センサと高速AIモデルを活用した新たなロボット応用」
大阪大学 大学院基礎工学研究科 システム創成専攻・助教
小山 佳祐
近距離計測に特化した測距・測角技術である“近接覚センサ”と、本センサの社会実装の取り組みについて紹介する。 近接覚センサのハードウェアのほかに、モデルやパラメータの切り替えなしで透明・鏡面物体の高速計測を可能とするAIモデルについて概説し、 株式会社Thinkerにおける新規ロボット事業について述べる。
《WINDSネットワーク会員の皆様へ》
WINDSフォーラム・セミナーへの参加お申込みは、以下よりお願いいたします。
セミナーの受付は終了しました。
多数のお申し込み、ありがとうございました。
【配信会場へのご来場を希望される皆様へ】
- ご来場のお申込みは2月10日(金)までとさせていただきます。(ウェビナー参加は2月10日以降もお申込みいただけます)
- ご来場をご希望の皆様におかれましては、下記内容及び開催当日における基本的な感染防止対策にご同意いただいた上、 申し込みフォームの「ご来場参加の希望」欄にチェックの上、申し込みを行ってください。 2月14日(火)までに、別途「参加票」をメールにてお送りいたします。
- 本セミナーの配信会場では感染予防対策として定員制限を設けているため、ご来場いただける人数には限りがございます。 このため、来場希望される方が多数の場合は抽選となりますので、あらかじめご了承くださいますようお願いいたします。
- 申し込みフォームにご記載いただいた内容等について、東京大学/コロナ対策担当部署との間で情報を共有させていただく場合がありますので、 あらかじめご了承くださるようお願いします。ただし、共有する場合は事前にご連絡させていただきます。
《WINDSネットワーク入会のご案内》
※入会手続きは簡単です。
- 入会費等のご負担はありません。
- ネットワーク内の活動において、特定の義務等は生じません。
- 各企業・団体等において、個々の部門・部・課・グループ等を単位としてご入会いただけます(1企業から、複数のご参加も歓迎いたします)。また、いつどのような段階でも、自由に入会、退会することができます。
「WINDSネットワーク」は、高速画像処理技術を活用したオープンイノベーションを促進するプロジェクトです。制約の極めて少ない「自由でゆるやかな組織」を形成し、会員間での情報交換・意見交換等を通じて、参加企業間、更には広範な産業分野間での密接なネットワークを構築していきます。
高速画像処理技術、並びに当該技術の活用にご興味をお持ちの皆様は、是非この機会に「WINDSネットワーク」にご参加くださいますよう、お願い申し上げます。