こうした課題の解決に向け、東京理科大学を始めとする5大学(その他、宇都宮大学、群馬大学、東京科学大学、広島大学)で構成された研究開発グループは、 人間の認知レベルを遥かに超える、1,000fpsという高速な画像処理技術を用いることで、 実物体と情報世界との間に時空間的なずれのない多次元デジタルツインを扱える技術群の開発を推進しているところです。 この多次元デジタルツインをリアルタイムで扱う技術基盤の構築は、FA・検査や映像メディアを始め、自動車、高速ロボット、医療、スポーツ、セキュリティ等、 多様な技術領域への更なる応用展開に繋がるものとなります。
本シンポジウムでは、JST未来社会創造事業によるこれまでの研究成果を活かした、より高解像度で豊かな情報表現を目指した上述の技術開発の概要をはじめ、 現状や課題、将来に向けての様々な技術応用への展望等も含めてご紹介いたします。
多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。
【日時】
2024年12月2日(月)14:00~18:00
【開催形式】
「来場でのご参加」及び「オンライン配信(Zoomウェビナー)」
によるハイブリッド形式 (参加無料)
【会場】
東京理科大学「森戸記念館」第一会議室 (2F)
〒162-0825 東京都新宿区神楽坂4-2-2
【プログラム】
開会挨拶(14:00-14:05)
東京理科大学学長/WINDSネットワーク副会長
石川 正俊
講演1-1(14:05-14:40)
「未来の情報環境を創る高速ビジョン技術とデジタルツイン活用の展望」
東京理科大学 研究推進機構 総合研究院・准教授
宮下 令央
講演1-2(14:40-15:05)
「次世代生産システムに向けた知能ロボットの検討:高速ビジョンの役割」
東京理科大学 研究推進機構 総合研究院・講師
黄 守仁
講演1-3(15:05-15:30)
「高速三次元ビジョンにおける計測と映像呈示技術」
東京理科大学 研究推進機構 総合研究院・助教
田畑 智志
休憩(15:30~15:40)
講演2(15:40-16:10)
「高速光学系制御が拓く次世代光学顕微鏡」
群馬大学 情報学部・大学院情報学研究科/大学院理工学府・教授
奥 寛雅
講演3(16:10-16:40)
「サイバー空間とフィジカル空間を融合する
スマート空中ディスプレイの開発」
宇都宮大学 ロボティクス・工農技術研究所・副所長
山本 裕紹
休憩(16:40~16:50)
講演4(16:50-17:20)
「高速ビジョンによる3次元映像計測」
東京科学大学 工学院 情報通信系・准教授
渡辺 義浩
講演5(17:20-17:50)
「マルチ高速AIカメラに基づくボリュメトリックデジタルツイン計測」
広島大学 大学院先進理工系科学研究科・教授
石井 抱
閉会挨拶(17:50-18:00)
※プログラムは予告なく変更する場合がございます。予めご了承ください。
シンポジウムの受付は終了しました。
多数のお申し込み、ありがとうございました。
【参加お申込みいただきました皆様へ】
- ご来場参加の皆様へは、参加票をメールでお送りしております。
- 参加形式にかかわらず、【11月28日】にお申込みのすべての皆様へ視聴用URLを送付いたします。
※未着の方はドメイン「winds-network.org」のメールが受信できる設定になっているかご確認いただき、
symposium@winds-network.orgまでご連絡いただきますようお願いいたします。